会山行紀行文 2021年
4/27(火)
晴れ
(ほうさかやま-ようがいさん)
朴坂山〜要害山

438m(朴坂山)
参加者 (紀行文) 2070 S/F
No−13 グレード:C 27名
 担当リーダー 2288M/N (男性9名・女性18名) (写真) 2134 Y/M 2070 S/F
≪コースタイム≫
新潟駅(7:10)=朴坂登山口(8:40)…朴坂山(11:00-11:45)…タカツボ山(12:20)…三の輪山(13:20)…要害山・物見台(14:00-14:20)
…平林城址公園駐車場(15:00-15:10)=新潟駅(16:15)
≪紀行文≫
〜〜〜リーダーの初陣山行は素晴らしかった〜〜〜
 今回の会山行は担当リーダーの初陣、そしてそれを祝うかのような快晴。

 新潟駅を定刻に出発し、緊張感漲る初陣に相応しいような挨拶やコロナ禍での感染防止ルールなどを丁寧に話されて、バスは一路目的に向かう。

 登山口近くの登山者専用駐車場には略予定通りに到着。

 参加者各自の準備が整った後、リーダーから員数確認や注意事項の説明があり出発。

 舗装された道をしばらく歩くと登山口とコース概要を説明した大きな看板、その先を左に入ると
登山道に繋がっている。 
今回歩いたコース(クリックで拡大)
準備完了後リーダーから丁寧な説明 登山口に向かって出発 登山口入口の看板

 登山開始前に朴坂神社に寄り今日の安全登山を祈念した。
 神社脇から登山開始、しばらくは杉林が続きその落ち葉でふかふかな道となっている。
先ずは神社にお参りして 登山開始 最初は杉林の穏やかでふかふか道

 やがて杉林が登山道の右側だけになり新緑の木々が増えだす頃から道は徐々に険しくなり、ループが張ってある箇所が幾度も出てくる。
 この部分だけ見るとC上かなと思う程。しかしリーダーがこまめに休憩を挟んで頂けたため難なく登ることが出来た。
 足元の花々はスミレ系が目立った。
ロープ付きの急坂が続く この看板を見て「もうすぐ稜線!」と勘違い 残念ながら急坂は続く

 やがて、山頂に向かう稜線に出ると木々の間から朝日連峰や日本海側に開けた個所では粟島も望めた。
 新緑や景観を楽しみなながら足を進めると、朴坂山の山頂にたどり着いた。
 山頂ではリーダーから山頂での見どころ説明や昼食休憩時間説明があり、各自、展望の良い場所や木陰等を選び間隔を撮り昼食休憩となった。昼食後も二か所の展望台から飯豊連峰、二王子岳、朝日連峰等の展望をゆっくり楽しんだ。
稜線に出ると遠く粟島が 山頂まであと少し(略山頂) 朴坂山山頂到着(リーダーの説明)
一班と二班の皆さん 三班と四班の皆さん
 大展望を肴に昼食休憩  展望台確保で昼食
光兎山から残雪の朝日連峰方面 飯豊連峰から二王子岳方面

 充分休憩を楽しんだ後、次のポイント“タカツボ山”を目指した。しかし分岐路から先は倒木や熊笹が薮化する個所もあり、また結構な傾斜もある登山道を進むと前方に尖ったピーク(タカツボ山)が見え、一登りで山頂到着。
タカツボ山目指して出発 結構薮的な登山道 タカツボ山山頂到着

 次のポイント“三の輪山”(蓑輪山とも言う)に向かう。新緑と同時に欅の巨木や“さなぶりの松”等がありしばし足を止めてリーダーの説明を聞く。
 この辺りは足元にイワカガミの群生があり楽しませてくれた。
新緑がまぶしい(大欅の巨木付近) さなぶりの松 三の輪山山頂到着

 三の輪山を後にしても倒木越が幾度かあり楽しいやら難儀やら。
 やがて複雑な道標が建つ分岐路(種松)に到達。ここからは要害山の周回コースになっている為道も穏やかで広く歩きやすかった。
この様な倒木越えが幾度も  この地点で漸く通常の登山道に合流 広くて歩きやすい登山道

 緩やかに登って行くと前方に大きな岩場が、道標を見ると“館岩”で要害山の一角にたどり着いた。
 ここからほぼ平行移動で 要害山(正確には平林城要害山主車輪)に到着した。この山は4月2日にTリーダーがトレッキングで訪れた場所でとても眺めが良かった。
舘岩(ここが要害山の最高点)   要害山到着 正式には平林城要害山主車輪

 要害山から下山する前に物見台により、ここからの展望も楽しんだ。
 この後は少々長く感じる登山道を下り、広く平らな杉林に出た。此処が平林城址で、バスが待つ駐車場まで後僅か。
物見台からの展望を楽しむ  後は下るのみ(結構長かった)  広い平林城址(ゴールはもうすぐ)

 定刻より少し早めに駐車場に到着し、帰路についた。
 今回の山行でNリーダーはコースに関して相当勉強されていてポイント毎に歴史的説明をして頂けた。
 暖かい陽射しを浴びての変化ある山歩きを満喫した一日でした。ありがとうございました。

≪今回出逢えた花々の一部≫